家事按分の目安と計算方法!自宅兼事務所の経費を考えよう!


自宅と事務所が一緒のフリーランスの方、中には持ち家やマンションで働く個人事業主の方も増えてきました。今回は家事按分の比率の計算方法のコツを考えてみたいと思います!

私は物事が明確化しないと気がすまない性格なので、税務署に聞かれても「これが理由です!」と言えない方法で按分する事が嫌で仕方ありません。だからこそ、合理的な家事按分できちんと経費を計上したいと思います!

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家事按分にする経費とは?

まずは家事按分の対象となる経費を覚えておきたい所です。

大きく分けると以下のような物が家事按分の対象になりますね。

賃貸の場合の按分項目は「家賃・仲介手数料・礼金」といった部分でしょう。
持ち家の場合の按分項目は「償却費・保険料・固定資産税・住宅ローン利息」などになりますね。

さらに共通項目として「光熱費・通信費」が基本になります。
プライベートと事業で移動手段が同じ場合には「車両費」として考える必要もありますね。

まずはプライベートでも仕事でも使う物事を洗い出してみよう

按分割合の合理的な計算方法


家事按分をするのは理解できたとしてもその「割合比率」はどのように決めるのかを考えてみましょう。この時のコツとしては、誰が聞いても納得できる計算方法が望ましいという事です。

税務調査などでは「疑わしきは経費とならず」なので、本当に合理的な考え方が重要になってきます。

面積から按分比率を計算する方法

まずは作業スペースから按分割合を求める方法です。家賃や住宅ローン金利など、広い部分で利用する割合になりますので、きちんとした計算で出すことが望ましいです。
部屋全体の面積から事務所部分の面積を割合で出すのが一般的です。

例えば60平米のマンションで6畳の1部屋を事務所として利用していた場合、の計算は以下のようになります。

今回は 1畳 = 1.6562平米 で計算しますので、6畳は約10平米になります。
10 / 60 = 0.1666 = 約16%

「押入れに仕事の物を置いているから押入れも含めていいのか?」と考える人もいますが「本当に押入れに仕事の物しかおいていませんか?見せてください。」と言われても堂々と見せれるならば押入れも含めてもOKですよ。

さすがにトイレやキッチン、風呂場はほとんどの場合で事業スペースと認められませんので注意しましょう。もちろん料理家だったらキッチンは含まれるでしょうが。

使用時間から按分比率を計算する方法

光熱費や車や道具は、プライベートと事業でどの程度の時間で利用しているかが判断基準になってきます。

例えば、毎週水曜日だけは必ず仕事で道具(車やパソコンなど)を利用しているとします。この場合は1週間7日のうち、1日なので1/7=14%となりますね。

電気代の家事按分

電気代についてですが、事業の時間で計算するのが望ましいと思います。時々コンセントの数で計算を求める手引きがありますが、私にはとても合理的な計算とは思えません

タコ足配線は?ねぇ?タコ足配線は?って感じ(キャラ迷走中)

じゃあ電気代はどうするのかと言うと、一日の業務時間を平均8時間とすると…

8時間 / 24時間 = 約33%

え?365日毎日働くの?3%ぐらいは切っちゃいましょうよ。というわけで30%が妥当なラインだと言われています。

インターネット通信費の家事按分

私のようにノマドでフリーランスで何やっているかわからない人でも、インターネットは生命線です。冗談抜きで半分以上は仕事に絡んだ事でネットを利用していますし、合理的に家事按分したい所です。

私はおすすめする按分計算の方法は、使用日数です。

例えば週休2日で仕事をしている状況ならば…

5/7 = 約0.71 = 70%

私の場合、使用時間で割合を出すともっと比率が上がりますが、面倒な証明よりも、日数の方がよっぽど合理的だと言えます。

按分割合を月ごとに変更できる?

よく迷ってしまうのは家事按分の割合は最初に決めてしまったパーセンテージを変えてはいけないと思い込んでしまうケースです。
これはまったく違いますのでご注意を。

というのは、家賃や住宅ローンの金利など、按分を算出するのは間取りです。
そして、間取りは毎月変わるわけがありませんので、通年して同じ按分なので年末に一括按分処理をしているからだと思います。

だから年末に一定割合で全ての按分を行うと勘違いしてしまうのですね。

例えば、携帯電話の請求は通信費として計上しますよね?
先月は出先での仕事が多くて「携帯代金が跳ね上がった」という場合でも同じ按分なのはちょっと納得できない部分だと思います。

これはきちんとした算出ができるのならば「先月は8割仕事として利用した」という風に按分比率を変更しても問題ありません。

ただし、本当にそうなった証明は必要になるでしょうから、面倒なので年間で考えて按分割合を出しているだけだということですね。

まとめ

実は家事按分に正解はありません。実際に事業を行う上で、どんな仕事かでまったく計算方法が違います。

極端なことをあえて言うならば、まったく同じ業種で同じ間取りで同じ道具を利用して同じ時間働く別人がいたとしたらそれぞれ按分の方法は違っていると思います。

自分の事業スタイルをきちんと説明できることも重要なポイントということですね。

アイラブフリーランス!

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