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MFクラウド・freee・やよいの徹底比較!クラウド会計でおすすめの選び方!

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すでに会計ソフトよりもクラウド会計の時代に突入しましたので、今回は「MFクラウド」と「freee」と「やよい青色申告オンライン」をあらゆる部分から違いを比較してどっちが良いのかを比べてみます。

自営業として、全てのクラウド会計に実際に触れてみて、個人事業主やフリーランスがクラウド会計を導入する上でのメリットやデメリットだけでなく、本当におすすめのクラウド会計は?という部分も照らし合わせていきたいと思います。

よく比較されるMFクラウドとfreeeだけでも、その操作性から基本概念まで、まったく別のソフトです。本当に自分に適したクラウド会計を選択しちゃって下さい!

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MFクラウド・freee・やよいの料金比較

Price
まずは、クラウド会計のプランと価格から比較していきましょう。クラウド会計はその性質上、長期的に契約することになるので、コスパは重要な検討材料となります。

MFクラウドの価格

フリープラン パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
月額プラン 無料 1,078円(税込) 1,408円(税込) なし
年額プラン 無料 10,560円(税込)

月額換算880円

12,936円(税込)

月額換算1,078円

39,336円(税込)

月額換算3,278円

月間仕訳数 年間で50件まで 無制限 無制限 無制限
スマホアプリ
法令改正対応
メールサポート
チャットサポート △登録から30日のみ
電話サポート × × ×
データエクスポート ×
3重バックアップ ×
稼働時間99.5%保証 ×

MFクラウドは、年間で仕訳が50件以内であれば無料で利用できるのは嬉しいですね。バックアップや稼働時間の保証はありませんが、フリープランでも十分に実用的なプランです。

仕訳数の増加や、無制限で仕訳を行う時はベーシックプランになりますが、電話サポート以外は全て利用できますので、ほとんどのフリーランスはこのプランとなりますね。

freeeの価格

無料プラン スターター スタンダード プレミアム
月額料金 無料 1,298円(税込) 2,648円(税込) なし
年額料金 無料 12,936円(税込)

月額換算1,078円

26,136円(税込)

月額換算2,178円

43,780円(税込)

月額換算3,648円

主な対象 お試し
1ヶ月
フリーランス
個人事業主
開業初年度など
店舗・飲食・小売
EC運営など
複数店舗
複数従業員
法人成り検討など
データ保存期間 1ヶ月 無制限 無制限 無制限
確定申告機能
確定申告

確定申告・消費税

確定申告・消費税
記帳効率化
自動化による効率化

記帳の自動化
レシート読み取り

複雑な入出金の効率化
電子帳簿保存法対応
オフィス効率化
請求書作成

請求業務
売掛買掛管理

経費精算
社内バックオフィス効率化
サポート
チャット
メール

チャット
メール

チャット
メール
導入サポート
電話

freeeは、無料プランでほとんどの動作を確認できますが「1ヶ月以上前に登録した取引等が非表示になる制限」がありますので、利用確認や動作確認のお試しの位置づけですね。

もっとも手頃なスタータープランの目安としては消費税申告対象かどうかで判断できます。もしも消費税申告対象であればスタンダードプラン以上を選択すれば良いと思います。

やよいの青色申告オンラインの価格

無料体験版 セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
年額料金 無料 初年度無料!
次年より8,800円(税込)
初年度6,600円(税込)
次年より13,200円(税込)
初年度11,600円(税込)
次年より22,000円(税込)
基本機能
決算・申告 なし
電話サポート なし なし
メールサポート なし なし
各種税務相談 なし なし

やよいの青色申告オンラインは、無料体験はもちろんですが、一般的なセルフプランがサポートがない代わりに最安値を記録しています。

もちろん決算から申告まで対応しているので、今までやよいの青色申告のソフトを使っていた人には全く問題なく手軽に移行できると思います。

やよいのプランはハッキリしていて、サポートがあるかないかで完全に判断できるので悩まずに選択できると思います。

クラウド会計の料金比較でおすすめはコレ!

ここまで比較してコスパからクラウド会計を選ぶ時の注意点は自分の仕訳数(入出金や経費の記入する件数)を把握する事です!

クラウド会計の対応する金融機関で比較


クラウド会計を利用する上でも最も重要なのが、各種金融機関との連携ですよね。各社の連携できる銀行・クレジットカード・電子マネー等を調べてみましょう。※執筆日時点

MFクラウド対応の金融機関


MFクラウドの対応金融機関:3600社以上

MFクラウドと連携できるのは、金融機関やクレジットカードだけではありません。

フリーランスに欠かせない、ランサーズやクラウドワークスのサービスから、ASPのA8.netやもしもアフィリエイトとの連携ができるので、クリエイティブ系のフリーランスから、ライターやブロガーやアフィリエイター等にもおすすめのクラウド会計になっています。

もちろん今後も対応する金融機関の増加が見込めますが、MFクラウドはフリーランス目線で対応サービスを追加してくれます。

freee対応の金融機関


freee対応金融機関:3600社以上

freeeは2016年11月時点でデータ連携可能な金融機関日本一を発表したりと、クラウド会計の先駆者として評判がよいのも頷けます。

freeeは開業届の作成から請求書の作成等も単体で行える機能面でも評価が高いです。もちろん他のクラウド会計での別のサービスで実現できますが、単体だと管理面でもメリットは大きいです。

さらに、人工知能エンジンによる自動仕訳機能がfreeeの特許にあり、対応する金融機関の増加に伴ってスピーディな仕訳が行えます。

やよい青色申告オンライン対応の金融機関


やよい青色申告オンライン対応金融機関:約3,450件※

やよいの青色申告オンラインは直接取込可能な金融機関は約100件ほどですが、「Moneytree」「MoneyLook」「Zaim」等を利用して銀行明細やクレジットカード、電子マネーの明細を取り込める方式になっています。

煩雑さは増しますし、使い勝手も許容できるかが問題ですが、他社サービスとの連携があればほとんどの金融機関やクレジットカードに対応できる事になりますので他社と比較して見劣りする事はありません。

やよいの強みは蓄積されたやよい製品の良い部分を継承できる事ですので、使い慣れた物をオンラインで利用できるのがメリットと言えますね。

クラウド会計の対応金融機関でおすすめはコレ!

この部分の比較では、どれだけ楽に記帳業務が行えるかの重要な部分なので、個人事業主の業種によっては重要な部分です。対応金融機関を僅差で争うMFクラウドとfreeeの機能がポイントですね!

【総評】自分に適したクラウド会計の選び方!


クラウド会計は値段と対応サービス以外では、残るは使いやすさになってきます。日々の会計業務で触る機会が多いですし、大事な確定申告の書類までを任せるわけですから、結局は使いやすいクラウド会計はどれだ?という事に集約されてくると思います。

機能や操作性、同期スピードや安定性などこそが本当の意味で使いやすいクラウド会計と言えますからね。

会計知識に自信がないならfreee!

freeeは会計知識がわからなくても使いやすいように作られた会計ソフトなので、記帳って何ですか?という人から開業初年度の人には間違いなくfreeeをおすすめです。
会計知識ゼロでも確定申告ができる」がキャッチフレーズだったのが特徴的ですね。
もちろん会計に詳しい人でも使えるのは当たり前ですが、詳しいが故に使い勝手が変わった方が不便を感じる可能性があります。

自動同期の安定性や同期スピードは良いです。金融機関が自動同期にまだ対応していなくてもCSV取り込み等で対応もできるので不便さは感じません。
サーバーも安定していて、一番の繁忙期の2月にもfreeeはサーバー稼働率100%を達成していましたね。
メンテナンスがある時は、基本的に深夜から朝方の1:00~5:00頃に数十分行われているのを何度か目撃しました。

会計知識を利用するならMFクラウド!

MFクラウドは複式簿記も自然に覚えたいという人や、少しでも会計をわかっている人や、青色申告を知っている人等、フリーランスなら誰にでもおすすめできます。
特にきちんとした会計処理を身につけるのならMFクラウドの半自動仕訳機能や、直感的な入力方式で記帳の圧倒的効率化は間違いありません。
連携サービスの恩恵などもあって、会計をわかる人にとっても処理のスピードが格段に上がります。

同期エラーもなく同期スピードも早く、安定しています。MFクラウドのサーバーの稼働率は99.5%を保証しています。(フリープランを除く)
特筆できるのは、金融機関の仕様変更に対応するスピードが早く、他のクラウド会計では一時エラーが出る金融機関でも無事に同期できる場面も多い印象です。
もともとマネーフォワードの運営実績があるので、連携サービスや同期についての信頼性が最も高いと思います。

会計知識に自信ありならやよいオンライン

やよいの青色申告オンラインのセルフプランはサポートがない分、中級者以上を意識した作りになっています。
やよい製品の使いやすい部分を継承しながら、コストパフォーマンスで最安値を記録しているので、徐々にシェアを伸ばしています。
おすすめできるのは、会計に自信のある人になってしまいますが、税理士と契約している人でも、もちろん問題はありません。

今までやよいの青色申告のソフトをインストールして使っていた人なら選択肢に上がりそうですが、注意点も忘れずに!

以前まではMoneyLook等を利用しないと自動同期できなかった金融機関も徐々に直接同期に対応しているようですがまだまだ少ないです。
逆に考えるとZaimやMoneytreeの対応サービスが連携できるので、対応金融機関はどんどん増加すると思いますが、やはり外部サービスの経由は煩雑さを感じます。
同期スピードが遅い時が何度かありましたが、サーバーの安定性は問題ありません。

クラウド会計のメリットとデメリット


最後にクラウド会計のメリットとデメリットをきちんと把握しておきましょう。便利になる一方でクラウドならではのデメリットも少なからずあります。

クラウド会計のメリットは?

  • 金融機関・クレジットカードの明細・ASPの報酬情報などが自動で取得できる。
  • 自動仕訳機能が優秀なので、勘定科目などに詳しくなくてもナビゲートしてくれる。
  • 会計ソフトのようにアップデートしなくても、常に最新の税法に対応しているので、安心して使える。
  • 会計ソフトの導入と同等程度か割安な水準でサービスを利用する事ができる。
  • 現在進行形でサービスの拡充が行われており、より効率的な機能がどんどん追加される。
  • 無料で利用できる範囲が用意されているので、利用する前にきちんと体感できる。
  • OSや端末に関係なく、常に同じ仕様で利用できる。
  • データを自分で持ち歩かないので盗難や消失のリスクがない。
  • 外出先からでも会計情報をチェックできる。

まだまだあるかもしれないクラウド会計のメリットですが、これだけでも導入するメリットは計り知れないですね。

クラウド会計のデメリットは?

  • オンラインに依存するので、ネット環境がないと使えない。
  • 自動入力機能を使えないような手入力がメインの業務の場合にはソフトに比べて効率が落ちる。
  • 少なからず会計の基本ぐらいは自分で覚える必要がある。

オンラインでクラウドが故に生まれるクラウド会計のデメリットなどもきちんと把握しておきたいですね。

もしも、会計なんて自分には無理という場合や、素人では難しい節税まで考えるならば、そこはやはり本職の税理士さんに相談が一番です。税理士費用も必要経費に計上できるので、トータルで考えると仕事に集中できるという場合もあります。

税理士探しの基本は、自分の職業のことに明るい税理士と出会えるかがとても重要なので、完全無料で探せる「税理士ドットコム」で一気に探してしまいましょう!

まとめ

今回はMFクラウド・freee・やよいオンラインを比較して違いを見ていきました。好みの問題もあるでしょうが、無料期間を活用して実際に触って見ることも本当に重要だと思いました。

コスパも大事ですがクラウド会計の月額使用料は経費になるので、自分に合ったサービスを選ぶほうが将来的にもメリットは大きいかもしれませんね。

レビューを兼ねて全社のクラウド会計を触らせて頂きましたが、日々の効率化という意味ではどれも良く出来ていますし、まだまだ発展してくれると感じました。

現在私は全て併用していますが、月額費用を払っているのはMFクラウドになります。データ移行機能でいつでも移行できるのもクラウド会計の隠された魅力かもしれませんね。

自分が利用している金融機関が対応しているか?という部分でクラウド会計を比較するだけでなく「使いやすさ」に重点を置くことで会計処理の効率化を目指せます。

アイラブフリーランス!

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