特殊なケースかもしれませんが、報酬がポイント等のサービスで、複数のポイントを合算して一箇所から振り込まれるような場合の仕訳方法です。
もちろんポイントだけでなく、収益を一箇所にまとめる事ができるサービスなら全般的に当てはまると思います。
報酬の発生元と振込元が別の会社の場合にも応用できるので、詳しく見てみましょう!
複数の収入をポイント制度などを利用してまとめる場合
例えば以下のようなにポイントや収入を一箇所に移動させるケースを想定します。
B社 → Z社
C社 → Z社
D社 → Z社
Z社 → 口座振込
この場合、A社から報酬は発生しているものの、実際に振込を行うのはZ社からとなります。仕訳する時には色々な方法があります。
報酬の発生と振込元が違う場合の仕訳
仕訳方法でよく利用されるのは以下です。
難しいことを考えずに直感的に仕訳ができると思います。
ただ、A社から90%を超える収入があった場合などさすがにA社からの収入を明確にすべきですし、その金額が大きければまとめた仕訳も問題になってきます。
そういう時は、Z社はあくまで振込先であって「売掛金の発生はそれぞれの会社」にする方法がいいかもしれません。
ポイントサイトなども同じ
フリーランスだと、アフィリエイターといった方も多いですが、ポイントで報酬を得ているケースがあると思います。そして、そのポイントをある特定のポイントに変換(交換)して一括で現金として振り込み申請をしている場合も少なくないですよね。
これは考え方によるもので多少違いはあると思いますが、発生元を明確化するにはやはりポイントが発生した会社からの収入として計上するのがベストです。
最終的に振込先が一箇所でも売掛金での処理が望ましいと思います。
ただし、税務署の判断によりますが、数ポイントづつ貯めて年に一回程度の入金ならば、金額に相違がなければ一括の記帳でも問題視される事は少ないでしょう。
まとめ
フリーランスの取り扱う仕事にはネットビジネスなどの進化で様々な収入形態や収入経路が存在してきています。
ポイント報酬だろうと、現金と同等の価値があるものに関してはお金の流れとして記帳しておくことで後々のトラブルも避けられます。
ポイントサイトなどの場合だと履歴も過去1年分しか見れない場合などで記帳しておかないと裏取りが困難になってしまうケースもありますので、面倒でも記帳していくという考え方で向き合いましょう!
アイラブフリーランス!