個人事業主やフリーランスは会社員と違って住民税を自分で払う必要があります。確定申告後に納税する額が決まって、市区町村から個々へ決定通知書と納付書が送られてきます。
住民税というのは、都道府県や市町村に納める税金という事はわかっていても、フリーランスの住民税の疑問は色々とあるものです。
住民税はいくら?という部分も含めて見ていきましょう!
住民税の計算方法は?
フリーランスの住民税は課税所得の一律10%となっています。これは各市区町村で特別な法令がない限り全員が一律です。
課税所得500万円 × 10% = 住民税50万円
これは高額所得者にとっては優しいかもしれませんが、低所得者にとってみれば10%以下はないので、厳しいという意見もありますね。
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住民税はいつ届く?
確定申告が終わって住民税の金額が決定すると、5月~6月頃に市区町村から住民税決定通知書と住民税納付書が送られてきます。
納税の方法は、一括納付か分割納付を選択することができます。一括の場合は6月中に納めます。分割の場合は、6月・8月・10月・翌年1月の4回で納付します。
住民税はどこで払う?
住民税を納付書で納税する時に納付できる場所は以下です。
- 金融機関の窓口
- コンビニ
- 役場の窓口
Pay-easy(ペイジー)対応の納付書ならば、ネットバンキングやATMから納付でもできます!
【裏技】電子マネーで支払う
住民税はコンビニで払う事ができるので、セブンイレブンのnanacoを利用してクレジットカードポイントを貯められます。
- nanacoのチャージでもポイントが貯まるクレジットカードを用意する
- そのクレジットカードからnanacoにチャージする
- nanacoを利用して住民税を支払う
nanacoへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードは多くありません!
- 利用可 楽天カード(JCBのみ)
- 利用可 Yahoo!JAPANカード
- 利用可 リクルートカード
- 利用不可
JALカード - 利用不可
ANAカード - 利用不可
セブンカード(プラス以外) - 利用不可
アイワイカード - 利用不可
REXカード - 利用不可
エクストリームカード - 利用不可
リーダーズカード
nanacoは上限5万円までですが、センター預かり分を合わせて10万円まで支払いに利用できます。
- 1日目にnanacoを5万円までチャージしてセブンイレブンでマネー残高に移す
- 2日目にセンター預かり分を5万円までチャージする
- nanacoを利用して住民税を払う時に5万円づつ利用をお願いする
チャージできるのが1日に3回までで、1回のチャージ上限が29,000円です。センター預かり分と合わせて10万円にするには準備期間で1日掛かりますが、10万円分はクレジットカードのポイントが貯まります!
住民税は誰が払う?
住民税の納税義務のある人の条件は以下です。
- 1月1日時点で市区町村に住所がある人
- 1月1日時点で市区町村に住所がないが、事務所や家屋敷がある人
基準日に住所があったかどうかで、その市区町村からの住民税が決定するのですね。
住む場所で住民税が変わるのか?
基本的には住民税は一律で場所に関わらず同額となりますが、地域格差は少額ですが存在します!
市区町村 | 市民税 | 県民税 |
---|---|---|
神奈川県横浜市 | 6.0% | 4.025% |
愛知県名古屋市 | 5.7% | 4.0% |
名古屋市は軽減税率を行い、神奈川県は加重税率を行っているので、多少ではあっても住む場所で住民税も変わってきますね。
まとめ
住民税は基本的には一律で10%を1月1日に住所のある市区町村に6月頃払う税金だという事がわかりました。
確定申告と同時に住民税の金額は予測ができますので計画的にお金の準備をする事ができます。
フリーランスの場合は会社員と違って給料からの天引きというわけにはいかないので、自分で管理が必要ですね!
アイラブフリーランス!