天才投資家としてテレビで引っ張りだこの「ウルフ村田さん」ですが、一体どんな投資手法で年収2億円を稼ぐ株式投資を行っているのでしょうか?
メディアでは、ウルフ村田さんのおもしろい性格ばかりが取り上げられていますが、実際に株式を売買する基準など、ウルフ村田手法まとめとして残したいと思います。
ウルフ村田さん(村田美夏さん)は東大首席卒業・日本長期信用銀行入行・ホステスという異色の経歴の彼女の頭の中はどうなっているのでしょうか?
ウルフ村田のプロフィール
- 村田美夏(むらた・みか)
- 職業:専業投資家・エンジェル投資家
- 投資開始年:1993年~
- 投資スタイル:スイングトレード
- Twitter:ウルフ村田(村田美夏)(@muratamika2020)さん | Twitter
※エンジェル投資家とは、ベンチャー企業に資金を供給する個人投資家のこと。
ウルフ村田さんが最初に株を始める軍資金となったのは1,000万円の貯金から。この1,000万円は東大に通いながらアルバイトをして貯めてきた貯金のようです。
ウルフ村田の買い手法は2つ
ウルフ村田さんの最大の手法は2つに重点を置いていると言います。株には色々な手法やテクニックがあったりして、結局いつ買っていつ売ればいいか迷ってしまう初心者も多い中で、ここだけは絶対にチェックするというポイントを披露しています。
大変動の初動かどうか
ウルフ村田さんは大きな動きの始まりかどうかを見抜くようにチャートと睨めっこしています。
これは、初動からINできた場合のメリットが大きいからで、初動ならば大きくズレ込んだ売りさえしなければ、ほとんどが勝てるからですね。
さらに利幅も増えるので、勝負所だと言えますね。
見極めには出来高なども注意深く観察しているようです。
板の厚さが十分かどうか
買いのパワーと売りのパワーに厚みが出てきているかをチェックします。
穏やかな波だった銘柄が大波に変わる瞬間に板の厚みが変わることも多いので、前述のポイントと組み合わせて、大きく値上がりする銘柄を察知する方法を研究しています。
損切りのタイミング
たとえベンツが買えるような値段を負けていても損切りをしてしまう踏ん切りの良さ。高値掴みしてしまった場合でも一度切ることの重要性を説いています。
でも感情が入ってしまった時は一度だけナンピンする人間味のある回答もありました。
ウルフ村田の売り手法
いけると思ったらストロングホールド!ダメだと見切れば早々の退散!この瞬間的な直感は天才的だと言えます。
つまり、売る基準は設けないで、チャートや出来高から売りのタイミングを予測し続けていることになります。
現金掴み取り理論
ウルフ村田さんが売る時は「現金掴み取り理論」でトレードを行っているとの事。
現金掴み取り理論とは、デイトレードで利食いを素早く行うのが基本スタンスという意味ですね。
相場の状況を読むのも上手く、アベノミクス相場では「現金掴み取り理論」を封印したというから驚きです。
相場が良い時はストロングホールドだと本人も言っています。
信用取引の手法
「信用取引はフルにはいかない。いざ勝負という時に備えておかないと」という発言からもわかるように、バランスを大事にしていますね。
空売りに関しては「低位株が急騰した後にダラダラ下げている時などに30円の値幅を狙ってトレードします」とのこと。
この辺は経験と嗅覚がものを言うんでしょうね。
ウルフ村田のトレード環境
なんとノートPC一台が基本だと言います。タブレットもサブモニターとして利用する時がたまにある程度で持っているらしいですが。
そもそもはスイングトレーダーなので、デイトレードのような俊敏な動きの優先度は低いのかもしれませんね。
主婦の方は「こんなノートPC一台だけじゃ無理だ」と嘆く方も多いですが、ノートPC一台でも年収2億はいけるという事ですね。
ウルフ村田の証券会社
ウルフ村田さんがデータや情報収集としてメインで利用している証券会社は松井証券との事。
有力なツールで有名な松井証券ですが、会員向けにかなり充実したツールがあります。
スクリーニング機能や証券・金融データベースとアナリストコメントを融合させたリサーチがあったり、「チャートフォリオ」などのチャートの形から銘柄を絞込んでいくツールがありますね。
特に「松井証券のデイトレランキング」は、市場ランキングよりも生のデータの収集に活用しているとウルフ村田さんが言っているぐらいですからね。
ウルフ村田の情報源
メディアインタビューや本人twitter等で株の情報の取り入れ方を語っていました。ウルフ村田さんの情報元と言っていたのは以下のメディアや証券会社です。
まとめ
爆上げチャートをこよなく愛するウルフ村田さんですが、チャートに重点を置いたテクニカルトレーダーでスイングトレードが基本姿勢のようです。
また、個人投資家の増加と株取引が身近になったことから、毎日注目セクターが入れ替わる背景からデイトレ気味になるとも嘆いていました。
ものすごく年季の必要なチャート読みですが、「上げそうな銘柄に投資する」という姿勢はやっぱり基本なのですね。
またBNF氏についての話題では「BNFさんはリスペクトしています」とおっしゃっていました。
そのBNF氏の投資手法については「BNF氏の投資手法をまとめ!見えてきた株のやり方から学ぶ!」にあります。
アイラブフリーランス!