確定申告をいざ提出する時に、持っていく物をリストアップしました。税務署に向かう前に持ち物のチェックをしましょう。
どれだけ確定申告に慣れていても忘れ物をしてしまう事はありますので、今回は提出時に必要な書類だけでなく忘れ物しやすい物をリストにしてみました!
一度目を通してから確定申告に余裕を持って出発しましょう!
確定申告の基本的な持ち物
- 青色申告書
- 確定申告書
- 控除証明書
- 医療費領収証
- 住宅借入金等特別控除など各種控除証明書
- 申告所得税納付書
- 印鑑
- ボールペン
- 口座情報がわかるもの
申告書の控を持っていくと提出の印を押してもらえます。忘れると後日に印はもらえないので、ほしい方は控をもっていくのも忘れないようにしましょう!
その他の必要な書類
給与所得者で確定申告対象の場合は源泉徴収表が必要です。農業所得者では、農協などの証明書や土地や設備に関わる領収書などが必要です。
このように業種によって多少必要な書類が変わってきますので、思いつくものを全て持参して確定申告に向かうということがいいかもしれません。
もちろん何度も確定申告をこなしている方は必要のない書類は把握していると思いますが、まだ確定申告が初心者の人は念のための荷物で救われることも多いですよ!
特に年末や年始に届く控除証明書を忘れてしまうケースが多いので、念入りに確認しておきたいですね。
確定申告の持ち物毎の注意点
それぞれの持ち物で、重要な物を注意点と一緒に見ていきましょう。
青色申告書・確定申告書
まずは、これがなくては話にならない書類ですね。忘れる事はないと思いますが、一枚足りないという事がないようにしましょう。
また、控えを用意しておくと、提出印をもらえます。保管用の書類にも提出印がほしい場合には持参しましょう。
控除証明書
控除を受ける項目毎に証明書の添付が必要だと覚えておきましょう。まずは自分が適用される控除を把握して、書類を揃えておく作業が必要になります。
- 社会保険料控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 医療費領収書(医療費控除)
- 小規模企業共済等掛金控除
- 寄附金控除(ふるさと納税等)
- 障害者控除
などがあります。
給与所得者・農業所得者
給与所得者の場合には源泉徴収票が必要です。農業所得者の場合には収支内訳書が必要になります。
自分の収入の出所によっても必要な書類が増えるので注意しましょう。源泉徴収票等は請求が必要な企業もあります。
農業の収支内訳書も突然用意するのではなく一年間の記帳を元に作成される物なので、関わる領収書等の保管義務もありますので同じく注意が必要ですね。
念のために持っていく物
まずはシャチハタ以外の印鑑です。提出書類の必要欄に印鑑を押し忘れている場合や、書類の訂正時にも役立ちますので、必ず持っていきましょう。
筆記用具は、税務署にも用意されている物ですが、確定申告期間中は混み合いますので、順番を待つだけでも時間が掛かってしまいます。持参する事でスムーズな申告にも役立ちます。
所得税の納付書を持っていけば、提出時に同時に所得税を納付できるので金額を自分で記入して持参しましょう。
まとめ
今回は確定申告提出時の持ち物一覧のまとめでした。提出書類は一つ一つを確認すると多く感じますが、クラウド会計等を利用すると、申告書一式をそのまま印刷できたりと、とても効率的に行えます。
自分で用意しないといけない書類としては控除関係が多いので、その点だけ注意して持ち物に不備のない確定申告を行いたいですね!
アイラブフリーランス!