自営業はふるさと納税の限度額に注意!

所得税はいつどこで払うの?所得税はいくら?所得税の納付方法まとめ!

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所得税の払い方として疑問が多いのは「いつ」「どこで」「いくら」という部分だと思います。会計ソフト等では確定申告書を作成すると自動的に「納める税金」が記入されますので、迷う事は少ないと思います。

私は始めての確定申告でかなり慌てた思い出があります。

  • 確定申告書はできたけど所得税ってどこを見ればいいの?
  • 所得税はどうやって払うの?
  • 所得税はいつまでに払うの?
  • この所得税の金額は本当に正しい?

と冷や汗をかきながら確定申告をしました。

確定申告の初心者さんだけでなく、今まで疑問を持たずに所得税を払っていた人も一度おさらいしておきましょう!

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所得税はいつ支払うのか?

所得税の納付期限は毎年3月15日までです。ただし、15日が土日祝日の場合は、翌平日までが期限になります。

納付方法で支払うタイミングが少し変わります。

所得税を納付書で払う場合

  • 3月15日が納付期限です。
  • 納付書に確定申告で計算した「納める所得税」を記入します。
  • 銀行、郵便局、信用金庫、税務署などで納付書を使って払えます。

所得税を振替納税で払う場合

  • 4月中旬に指定口座から引き落とされます。
  • 振替納税を行うには「振替納税依頼」を記入して提出します。
  • 翌年以降も自動で引き落としされます。

所得税はどこで払うのか?

所得税を納付書で納付ができる場所は以下があります。

  • 管轄の税務署
  • ゆうちょ銀行
  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • コンビニ(30万円以下のみ)

こうして改めて確認してみると、身近な場所でも納める事ができることがわかりますね!

口座からの振替納税をしている人は、期日になると自動で引き落としされるので「どこで?」と考える必要はありません。

確定申告と同時に所得税を納める

確定申告を管轄の税務署に提出しに行った際に、窓口で所得税の納付希望を伝えると、その場で支払いを行うこともできますよ!

ちなみに、この納付書は確定申告の書類と同時に添付されていますので、自分で確定申告書に算出された金額を入力して納付額を記入しておきましょう。

所得税が間に合わない時

もしも所得税が納付期限に間に合わなかった場合にはどうなるのでしょうか?

まずは、延滞税がかかります。確定申告の期限の翌日から払い終えるまでの期間、年利がついていきますので注意しましょう。

延滞期間が2ヶ月までは年利が4%程度ですが、それを超えた期間には年利14.6%という高額な延滞税がかかることになります。

延納できる

所得税は納期限までに半分以上の金額を納付した場合に、残りを延納する事が許可されています。

例えば3月15日までに半分を納付した場合には、残りの所得税は6月まで納期限を延長できます。ただし延納分には年率1.9%の利子税がかかるので、基本的には期限も守った方がお得に違いありません。

予定納税がある場合

対象年度の5月15日時点の段階で、予定納税額が15万円以上なら税務署から連絡がくる事があります。連絡があった場合には予定納税の義務がありますので覚えておきましょう。

  納付期間 予定納税額
第1期 7月31日まで 前年所得税の3分の1
第2期 11月30日まで 前年所得税の3分の1

電子納税する場合

e-Taxを利用している場合には、インターネットを使って所得税を納付できます。支払い方法もダイレクト納付の口座振替とインターネットバンキングから選べますので、柔軟に支払い方法を選択できます。

e-Taxを利用するには事前に「e-Taxに関する開始届出書」や「ダイレクト納付利用届出書」の提出が必要ですが、支払場所に行きにくい人にはおすすめの支払い方法です。

確定申告書のどの部分が所得税?


納める所得税が確定する部分は第一表「税金の計算・納める税金」が所得税です。

所得税は累進課税制度で計算される!

所得税は累進課税制度といって、所得が多いほど税率が高くなる仕組みになっています。その税率は5%~40%まで分かれています。

平成27年以降の課税される所得税の計算表を見てみましょう。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

例えば所得が350万円だとすると、
350万円×20%-42万7500円=27万2500円となります。

この表を見て、税率があがらないギリギリが得になりそうだと感じてしまうかもしれませんが、それは違います!控除額とバランスよく計算される仕組みになっているので、少しの金額の差で所得税に損や得が生まれないようになっています。

まとめ

所得税の通常の納付期限は3月15日です。口座振替の依頼書を提出している場合には4月中旬に口座から引き落とされます。

支払い方法は納付書か口座振替、そしてe-Taxでの支払いから選べます。毎年の事なので、自分にとって納付しやすい方法を選択しておく事が重要ですね!

アイラブフリーランス!

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