あなたは電卓計算機の使わないボタンがありませんか?ちょっと経理をしている人でも知らない人がいるので、とってももったいない!
電卓をよく見ると「MR」「MC」「MS」「M+」「M-」「MRC」このボタンが付いています。時々「MR」ではなく「RM」という表記の電卓もありますので注意して下さい。
作業効率が飛躍的にアップする計算機の使わないボタン活用術を覚えてしまいましょう!
電卓計算機に「MRC」もしくは「MC」「MR」があるか?
さて手元の電卓計算機に「MRC」もしくは「MC」「MR」があるか確認してみましょう。もしもついていたら、使いこなすのはとても簡単なので、拒否反応を出さずに理解しておきましょう。
全てのキーにつく「M」はメモリーの意味です。さぁ今日から世界が変わりますよ。
電卓の「M+」
「M+」キーは今現在表示されている数字をメモリーにプラスします。
電卓の「M-」
「M-」キーは今現在表示されている数字をメモリーからマイナスします。
電卓の「MC」「CM」
「CM」キーはクリアーメモリーで、現在のメモリー内容を消去します。
電卓の「MR」「RM」
「RM」キーはリコールメモリーで、現在のメモリー内容を表示させます。
電卓の「MRC」
「MRC」キーは一度押すとメモリーリコール、二度押すとメモリークリアーとなります。
前述のキーが別々に存在しない場合にはこのキーがある場合が多いです。
電卓「M+」の使い方
それでは実践例を見てみましょう。
この計算をそのまま計算機で行うと、50が表示されます。
でも正解は26です。
ここで「M+」ボタンの登場です!
計算機で次の通りに入力してみましょう。
途中の「=」は省略できる電卓も多いよ
きちんと26が表示されましたよね?
できなかった人は「MC(メモリークリア)」して出来るまで挑戦してみて下さい!
「M+」を使った練習問題
それでは実際に練習問題を問いてみましょう!
みかん68円を18個買いました。
洋梨212円を8個買いました。
合計いくらでしょう?
電卓「M-」の使い方
次に計算機の「M-」を使って減算の例を見てみましょう。
お財布に10,000円あります。1,325円の桃を2個買いました。その後、電車に乗って410円を支払いました。子どもたちに120円のおやつを8個買いました。残金はいくらでしょう?
この時の電卓操作はこちらです。
まず最初に10,000円をM+で登録しておく事がミソです。その後は、メモリーから減算する計算を行っていくだけですね。
今まで紙とペンを用意していたけどもういらないね
複雑な計算の応用編
一時的に覚えておきたい数字に使えるメモリー機能の紹介でしたが、こんな複雑な式でも簡単に計算する事ができます!
実際の電卓の操作はこちら。
32 × 12 M+ 45 ÷ 5 M+ 20 × 3 M- RM
答え:333
一発で計算できてしまいますね!
まとめ
実は私、電卓で使っていないボタンはまだまだります。すごく便利に使えるキーが眠っているかもしれないので、一度計算機の説明書を読み直してみようと思います。
日常に溢れている電卓とはいえ、世の中には知らないと損することばかりです!
アイラブフリーランス!