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ノマドの経費!カフェや喫茶店での作業をした場合と勘定科目は?

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ノマドやフリーランスがカフェや喫茶店で作業したときの飲食代は経費として認められるのでしょうか?
カフェで仕事をする事で、個人事業という孤独感から開放され、他人の目があることから集中できる等のメリットも多いですよね。
特に自宅が事務所と兼用のフリーランスにとっては、絶好の気分転換からアイディアの捻出にも期待できます。
お店や他人に迷惑をかけない程度の時間できっちり活用していきたい所です。
そんなカフェや喫茶店でのお茶代は経費になるのでしょうか?

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ノマドワークや打ち合わせの勘定科目

フリーランスや個人事業主にとってカフェは時には作業場であり、時には会議室や打ち合わせの場になると思います。
ですので、カフェの代金ももちろん経費として扱う事ができます。
利用目的によって経費となる勘定科目が変わってきますので、もらったレシートに目的と同席者ぐらいはメモする癖をつけておきましょう。

ノマドの雑費

ノマドワークなどでカフェを利用した場合。
仕事の為に1人で喫茶店などを利用した場合。

ノマドが1人でカフェで仕事をするという概念が浸透していないので、明確な勘定科目がないのが現状です。
週2、3回のノマドワーキングに伴うコーヒー代ならば雑費に計上できますね。
ただし、食事は仕事とは無関係なので、食事部分は経費にはならない事が一般的です。

ノマドの会議費

喫茶店やファミレスでの打ち合わせの場合。
仕事の打ち合わせの場合。
通常の昼食程度の金額であること。

次の項目で説明しますが、個人事業主やフリーランスの場合は法人と違い、接待交際費でも会議費でも税務上の取扱いに違いはありません。
わざわざ会議費を作らずに打ち合わせも接待交際費としている方も多いのが現状です。
もし手間に感じてもきちんと会議費と接待交際費を分けることをおすすめします。
また、1人でのノマドワークを雑費にせずに、会議費として摘要を「作業場代金」として管理する方法もおすすめです。

ノマドの接待交際費

飲食店での打ち合わせの場合。
接待の性質を伴う飲食の場合。

接待交際費は、線引があいまいにするケースが多いのか、税務署も一番見ている項目です。
フリーランスや個人事業主は外での打ち合わせを接待交際費としてまとめてしまうケースも多いですが、接待なのか打ち合わせなのかは実はとても重要な事なのです。

とは言っても、仕事面では直接のつながりがない友人との会食だとしても、仕事につながる情報交換の場なのであれば経費になります。

接待交際費と会議費の違いは?

接待交際費は、仕事関係の取引先などの外部の事業関係者に対して、接待や慰安を目的に使用した費用です。
会議費は、取引先との打ち合わせや会議、社内会議などを目的に仕様した費用です。

接待交際費と会議費の違いは見解次第で難しくなってしまうのが、混同してしまう原因となっています。
一つの基準として「飲食費」に関して集点を絞ってみると、5,000円以下の場合は会議費、5,000円以上の場合は接待交際費とする場合が一般的です。

なぜ接待交際費と会議費を明確化するのか?

どっちでもいいと思ってしまいがちですが、実は「接待交際費」は全額経費にできない場合があるのです。

フリーランスや個人事業主の接待交際費や会議費は全額経費となりますが、法人の場合には接待交際費は中小企業だと年間800万円が限度とされています。

そして接待交際費にはかなり明確なルールが設けられています。

  • 従業員の慰安を目的とする旅行や、運動会に使用した費用
  • 飲食のための費用の場合、参加した者1人当たりの金額が5,000円以下になる費用
  • 物品を贈答するための費用

このような事情から、会議費か接待交際費かの論争が多く見られるわけですね。もう一度おさらいしますが、フリーランスや個人事業主は会議費や接待交際費は全額認められています。

ノマドは経費を気にせずに満喫する

ノマドワーカーというスタイルは今後さらに認知され、世間からの理解も深まるでしょう。

経費にならないかもしれないという理由だけで、自由な仕事スタイルができるにも関わらずやめてしまう事は本当にもったいない!ノマドなんてカフェ以外でもネットさえあれば満喫できる働き方なのですから。

ノマドになってもどうやって仕事を取っていいかわからない。そんな人でも、もう時代は整っています。

今では時代もノマド思考に追いついています。かつてフリーランスという言葉が時代の先端だったように。

まとめ

今回は「ノマドがカフェで仕事をして経費になるのか?」という部分をみていきました。
常識的な範囲で説明できる内容ならば、経費になるということです。
一昔前の節税方法を読むと「経費にしたければ一人で食事はするな!」という非常識な内容も多くみられました。

最後に注意点として、事務所が兼用の自宅の方がカフェ代をたくさん経費にあてると、按分比率の変更を指摘される可能性があります。
これは当たり前の話ですよね。仕事場として按分して経費算入しているものなので、外で仕事が多すぎれば按分比率も変わってきますからね。

アイラブフリーランス!

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