自宅と事務所が一緒の時に家事按分で経費を算出するポイント


自宅と事務所が一緒のフリーランスの方、中には持ち家マンションで働く個人事業主の方も増えてきました。(個人事業主・フリーランスで持ち家マンションの経費とは?
今回は家事按分のパーセンテージの求め方のコツや、見落としがちな部分を再確認してみましょう。

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家事按分にする経費とは?

まずは賃貸の場合の按分項目ですが「家賃・仲介手数料・礼金」といった部分でしょう。

そして持ち家の場合の按分項目は「償却費・保険料・固定資産税・住宅ローン利息」などになりますね。

さらに共通項目として「光熱費・通信費」が基本になります。

プライベートと事業で移動手段が同じ場合には「車両費」として考える必要もありますね。

按分割合を月ごとに変更できる?

よく迷ってしまうのは家事按分の割合は最初に決めてしまったパーセンテージを変えてはいけないと思い込んでしまうケースです。
これはまったく違いますのでご注意を。

というのは、家賃や住宅ローンの金利など、按分を算出するのは間取りです。
そして、間取りは毎月変わるわけがありませんので、通年して同じ按分なので年末に一括按分処理をしているからだと思います。

だから年末に一定割合で全ての按分を行うと勘違いしてしまうのですね。

例えば、携帯電話の請求は通信費として計上しますよね?
先月は出先での仕事が多くて「携帯代金が跳ね上がった」という場合でも同じ按分なのはちょっと納得できない部分だと思います。

これはきちんとした算出ができるのならば「先月は8割仕事として利用した」という風に按分比率を変更するべきです。

月単位だと計算が面倒なので年間で考えて按分割合を出しているだけだということですね。

按分割合の求め方とは?

さて、いよいよ本題です。
按分をするのは理解できたとしてもその割合はどのように決めるのでしょうか?

作業スペースから按分割合を決める

まずは作業スペースから按分割合を求める方法です。家賃や住宅ローン金利など、広い部分で利用する割合になりますので、きちんとした計算で出すことが望ましいです。
部屋全体の面積から事務所部分の面積を割合で出すのが一般的です。

「押入れに仕事の物を置いているから押入れも含めていいのか?」
と考える人もいますが、
「本当に押入れに仕事の物しかおいていませんか?見せてください。」
と言われても堂々と言えるならば押入れも含めてもいいかもしれません。

さすがにトイレやキッチン、風呂場はほとんどの場合で事業スペースと認められませんので注意しましょう。
もちろんあなたが料理家だったらキッチンは含まれるでしょうが。

さらに、あなたがきちんとした計算で家事按分の割合を求めたとしても、管轄の税務署によっては判断基準が違うので、最終判断はそこで行われると思っておきましょう。

使用時間から按分割合を求める

車や道具は、プライベートと事業でどの程度の時間利用しているかが判断基準になってきます。

例えば、毎週水曜日だけは必ず仕事で道具(車やパソコンなど)を利用しているとします。
一週間七日のうち、一日なので1/7=14%となりますね。

実際はそんなに単純に計算するのは難しいかもしれませんが、
明確に説明できる計算方法が重要になってきます。

まとめ

家事按分に正解はありません。
極端なことをあえて言うならば、まったく同じ業種で同じ間取りで同じ道具を利用して同じ時間働く別人がいたとしたらそれぞれ按分の方法は違っていると思います。
自分の生活スタイルをきちんと説明できることも重要なポイントということですね。

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公開日:2015/03/15